『バレエ・カンパニー』 ★
『THE COMPANY』
コピー 「幕が上がる。 人生が始まる。」
バレエ団の日常を舞台シーンを混ぜながら、
抑揚なくただ見せただけの映画をこの二言で表したのはうまい。
バレエ団員やバレエを取り巻く人達や舞台を作っていくにも、ドラマ性がないので、しょっぱなから眠気は襲ってくるしで、キツかった…。というか、群像劇だったの、知らなかったよ。苦手なんだよ、群像劇と抑揚のない映画。
そして、
最大の敗因は、私好みのバレエじゃなかったことにある。モダン・バレエと云われるあの創作ダンスのような踊り・・・あぁいうのダメです。
踊りの内容から、裸に見せる様にたぶんわざとあぁいう衣装にしているのはわかるが、どーもピッタリクッキリ、妙にいやらしいしんで、気になるし(笑)いや、すいません、それ以外でも、なんか微妙な衣装とか、独特なモダン・バレエの感性がわからなくて・・・。
ネタバレ →【 最後の「青い蛇」、あれなんかただのカブリ物じゃないですか。猿に至ってはダンサーの顔も見えないし・・・(笑)モダン・バレエってあぁいうものなのですか?よく知らない一般人である私は、これをバレエでやる意味はあるのか?と、不思議に思いました。けど、本当に実際やっている公演らしいので、こんなこと言っては申し訳ないんですが・・・私にはグッときませんでした。 】←ネタバレ
ネーヴ・キャンベルは、元々バレエ団に所属してダンサーとしても活躍していただけあって、上手だったし、キレイだった。ネーヴ以外は、現役ダンサーだったという中、すべてのダンスシーンを代役なしで自分で踊りきったというのもかっこいい。
←この
ジェームズ・フランコが髪型のせいか、最初わからなかった。つい最近みた、
「スパイダーマン2」のイメージも強かったし。
妙にシンプルな素朴な青年の役で、あんまり好きじゃなかったけど、この彼はけっこうかっこよかった。
・バレエ・カンパニー@映画生活